ペルソナ設定はここが肝心!ターゲットじゃないよ!

ペルソナ設定は、あなたの情報発信力に決定的なちがいを与えます。 ライティングの自信や確信がちがってくるのです。受け取る側のハートにダイレクトに刺さる言葉が出てくるのでマーケティングには不可欠。 では、ターゲット設定とはどこがちがうんでしょうか。

ペルソナの語源は「仮面」

「刺さる」表現の研究

>あなたが好きです。

告白されるのと
>わたしは基本ポッチャリ型の女性が好きです。
>なので、
>あなたはわたしのタイプにあてはまります。

では
どっちが響きますか?
>わたしは、
>あなたを美しく撮れるフォトグラファーです。


言われるのと
>わたしはベテランのカメラマンです。
>23歳でプロとして独立してから25年、
>先日も「月間メディアQ」の最優秀作品賞を受賞しました。
>だからあなたの写真は任せてください。

では?
前者の言い方では、
根拠も何もないわけなので、
説得力があるのは後者だと思いますか?
頭で考えて「わかる」というのと、
心に「刺さる」のは別の話ですよね。
>あなたが好きです。
>わたしは、
>あなたを美しく撮れるフォトグラファーです。

と、
根拠も何もなしに、
ぶしつけに告げたとして、
それが聞き流されることなく「刺さる」ようになる
というのが、きょうのわたしのお話です。

的に向けてまっすぐに矢を射る

ペルソナとは何か、
それを設定することにどんなメリットがあるのか、
くどくどした説明はよそのサイトにおまかせしますけど、
結論として、
ペルソナを具体化すると超絶な変化が起きます。
>あなたが好きです。

いう以上に、
>あなたは今夜わたしに口説き落とされるでしょう。
>けっきょくそれが、
>あなたにとって賢明な選択なのです。

みたいな、
キザな暗示で(かゆっw)、
現実に口説き落とせるようになります。
>ほんとうに美しく撮られたいなら、
>あなたが選ぶべきフォトグラファーはわたしでしょう。

と、
相手に確信させるオーラで、
かつ、
そのひとつひとつの言葉が説得力をもつために、
あなたが選ばれるという結果が起きてくるということです。
コワいほど、
いままでとちがう効果が出ます。
あなたはこれまで、
好きな人に向かって真正面から
>あなたが好きです。

告白できる人でしたか?
わたし自身、
それができない小心者であったことに、
いささか悔いが残っていますもので、
マーケティングの世界では、
相手をまちがえずに大切なメッセージを伝えたい‥‥と、
何年も真剣に訓練しています。
一本の矢が的を射抜くイメージで、
いろんな場面で言葉を磨いていく訓練ですが、
ペルソナ設定

これにめちゃめちゃ関係してるんです。
ターゲット設定じゃなく、
そこはやっぱりペルソナなんです。

ターゲットとペルソナ

ターゲットでは対象が広すぎて、
ふわっとして姿の見えない相手に話しかけることになってしまいます。
たとえば──
  • 都内在住
  • 30代後半
  • バツイチ女性
  • 子ども1~2人
  • そろそろ部下をもつ
  • 年収500~600万円
  • 通勤時間30分以上
  • 帰宅は21時すぎで自由時間が少ない
と、
こういうふうに絞りこんでいくのはターゲット設定です。
これでもじゅうぶん絞られているように思えますし、
当てはまる人も何人か浮かぶでしょうし、
したがってイメージも湧いてきます。
だからこそ、これは誰もがやるんですけど、
ここで止まってしまうんです。
それに対してペルソナは──
  • 山野京子
  • 女性43歳
  • 28歳で結婚して11年めに離婚
  • 12歳の長男と10歳の次男
  • 株式会社ベランダメディア営業企画部主任
  • 世田谷区経堂1-nに母親と同居
  • 年収520万円
  • 再婚願望あるが子育てに忙しく彼氏なし
  • 子育て体験記をブログで執筆中
  • 福山雅治の熱狂的ファンでライブが生き甲斐
  • ルックスは檀れい似で男性ファン多し
  • 平均帰宅時間は21時半
と、
めちゃめちゃピンポイントで具体的。
一文字であらわすと、
ターゲットで、ペルソナ
究極ペルソナは、
たったひとりをイメージして設定するのがコツだといえます。
がぜん、
言葉が冴えてきて、
表現がシャープになってきます。
ひとりに向かって話しかけるんですから、
イメージが具体的になって言葉が出てきやすくなる。
>みなさ~ん、
>聞いてもらっていいですかぁ~


て感じじゃなく、
>あなたにお話があります。
調です。
誰に向かって話しかけてるか
が、
はっきりすれば、
もやもやしていた自分の想いが、
たちどころに最短で整理整頓されてきて、
大事なことから順番にスパッと言葉が並んで出てくるようになる‥‥
確率がマックスに上がるんです。
ぼんやりイメージできる大勢
よりも
リアルに描けるひとり
です。
ひとりが描けたら、
別に3人でも5人でも、
等しく生々しく描いてもらってかまいません。
生々しい想念は、
それ自体がパワーであり現実化を起こすタネになるんですから。
たったひとりに、
話しかけるイメージが、
あなたをクリアにする。

「絞って深める」の恐怖に克て!

しかしここにひとつ、
誰もが陥りがちな大きな大きな落とし穴があります。
何年も商売をやっているのになかなか伸びない人は、
ほぼまちがいなくこの落とし穴にはまっているといえます。
それは何か?
ターゲットを絞ることには恐怖感をともなうが、
そのことに気づかなければ絞るどころか反対に広げてしまう‥‥
という
コワいコワい落とし穴です。
そもそも自分の商品があんまり売れてないからマーケティングを学ぼうとするわけで、
ただでさえ売れてないのに、
販売先となる顧客層をさらに絞って狭めてしまおうというんですから、
>ますます売れなくなるんじゃないのかよーっ!!

ていう恐怖感はハンパないわけです。
たとえばあなたがケーキ屋さんだったとすると、
お客さんに、
>どれがおいしいですか?

きかれたとき、
>どれもおいしいですよっ!

答えたくなるってもんなんです。
新米のケーキ屋さんほど、
そんなふうに答えがちなはずです。
なんでもできます屋さん

なりたがるんですね。
ひとりでも多くお客さんがほしい‥‥
という
これはもう強迫観念といってもいいくらい、
恐ろしい想念に取り憑かれているからです。
しかしこれは、
確実に裏目にでます。
超絶にモテない男が、
>女だったら誰でもいい!

血走った眼をして夜空に叫ぶのと同じくらい裏目に出ます。
勇気を出してバッサリ絞って狭めたら、
不思議なことに、
あなたが恐れているのとは反対の現実がきっと起こります。
究極的に、
顧客イメージをひとりに絞ることで最高のパフォーマンスが出るのです。
やってるうちに、
あなた自身の気持ちが高ぶって、
ノッってくるのがわかれば正解です。

なんてウキウキするプロセスだ

誰の役に立つか、
どんなふうに喜んでもらえるか、
その映像がありありと目に浮かぶように突きつめていくんですから、
すごくウキウキするプロセスのはずなんですよ、
ペルソナ設定っていうのは本来。
ウキウキしないとしたら、
商品の魅力が不十分だとか、
そもそもビジネスモデルが合ってないとか、
どこかに自信が欠けていることのあらわれです。
いきあたりばったりに売り歩いても、
先々ひとつもいいことはないでしょうね。
行動を起こすまえの段階から、
エモーションでわかるんです。
じゃあペルソナ設定って、
どんなふうに進めていったらいいかって話ですが、
ネットから集められる情報は自力で集めてください。
むずかしそうに書いているサイトが多いですけど、
大きな組織の雇われサラリーマンがやらされる作業の場合とちがって、
商品、サービスを自ら広めたい当事者のあなたには、
小手先の技術論はいりません。
デモグラフィックやらジオグラフィックやら、
むずかしい用語は知らなくてけっこう。
ですが、
ここにリストアップしていることくらいは、
ひととおりやってください。
  • 名前
  • 年齢,性別,住んでるとこ
  • やってる仕事(役職も具体的に/学生なら大学の学部とか)
  • どのくらいお金ある人か
  • 生活パターン(何時に起きて何時に寝るか,休みの日は何してるか)
  • 性格(価値観とか考え方とか)
  • 持ってる物(クルマ,着る物,バッグ,時計‥‥)
  • マイナス面(悩み,トラブル,困っていること,短所)
  • 人間関係(パートナー,恋人,家族,不倫相手‥‥)
  • 好きなこと(趣味とかコレクションとか,誰のファンか)

いちばん上にある「名前」って、
そんなの考えるのバカバカしいかもしれませんけど、
リアルかリアルじゃないかを分ける最高の基準です。
手抜きして山田花子とか、
やめたほうがいいでしょうね。
架空の人物なんだけれども、
あたかも現実に存在していると脳が勘ちがいするくらい、
ナマナマしく描ききることができたら、
あなたのマーケティングはもう7割以上、
勝ち進んだも同然です。